石橋勇輔3等空佐 (33期)、2024年6月15-16日につくばで開催
された第56回日本結合組織学会学術大会において大高賞を受賞し、受賞講演を行いました。
2024年6月28日
受賞論文
Ishibashi Y, Mochizuki S, Horiuchi K, Tsujimoto H, Kouzu K, Kishi Y, Okada Y, Ueno H: Periostin derived from cancer-associated fibroblasts promotes esophageal squamous cell carcinoma progression via ADAM17 activation.
BBA, Mol Basis Dis. 2023 Feb 22. doi: 10.1016/j.bbadis.2023.166669.
石橋勇輔3等空佐は、研究科在学時に所属していた外科学講座の上野教授/辻本教授/望月講師の指導のもと、食道扁平上皮癌におけるPeriostinの発現部位を確認し、がん関連線維芽細胞(Cancer-associated fibroblasts : CAFs)に由来するPeriostinが腫瘍細胞のADAM17を活性化により腫瘍の増殖・遊走・浸潤促進に関与することを明らかにした。CAFsに由来するPeriostinは、分子標的薬の乏しい食道癌に対する新たな治療標的分子候補として期待できることが高く注目され、表彰を受けました。