医学科 Medicine

生物学

   
昭和49年 本校設置に伴い生物学学科目が開設。初代の辻井禎教授が着任。
昭和50年 辻井教授退任。熊谷祐二助教授着任(昭和52年より教授)。
昭和53年 加世田正和助手着任(昭和55年に転出)。
昭和56年 松村秋芳助手着任。
平成5年 熊谷教授が退任。四ノ宮成祥助教授が着任。
平成9年 四ノ宮助教授転任。高橋裕助教授が着任。
平成23年 高橋准教授退任。松村秋芳講師が准教授に昇任。野口立彦助教が着任。
平成31年 松村准教授退任。野口助教が准教授に昇任(令和4年より教授)。矢野航助教が着任(令和6年に転任)。
令和7年 関澤麻伊沙助教が着任。
令和8年 朝比奈はるか助教が着任。
現在に至る。

医学教育部・進学課程における生物学教育レベルの向上に努めるとともに、生物学、基礎医学分野の幅広い教育と研究を実施している。

生物学講義(医学科1年、看護学科1年)

医学を本格的に学ぶ準備段階として、ヒトの生物学の基礎となる生命現象を形態的、機能的、生化学的に理解し、生物の普遍性と多様性を知りヒトの特性を理解することを目的としている。
各論として、細胞の構造と機能、細胞内代謝、細胞の分裂、遺伝、遺伝子と染色体、DNAとタンパク質、生物の進化と多様性、生物圏と生態系、動物の行動と学習、解剖生理学の基礎を通じて、ヒトの生物学の基礎となる生命現象を形態的、機能的、生化学的に理解し、医師となる自衛官として健全な生命観と生命倫理観を養うことを目標として教育を進めている。

医学部生物学2020講義資料(学内限定)
看護科生物学2020講義資料(学内限定)

生物学実験(医学科1年)

講義と併行しながら将来医学分野を学習するための基礎となる科学的なものの見方と実験技術を実験の体験を通して理解し、習得することを目標としている。
テーマとして、「動物の解剖」「細胞の形態と動きの観察」「ウニの卵割」「DNAの抽出」「校内の生物多様性」「頭蓋骨の比較」等、個々の学生が幅広く生物現象に触れてそれらについて考える機会を与えるように配慮している。

生物のかたち(看護学科1年・選択科目)

生物のかたちでは、植物の形態観察、昆虫の微細形態の観察、ニワトリの発生、二枚貝の形態的多様性など様々な生物の観察を通し、生物の適応と形態・機能の関係性について学ぶ。

生物学実験施設の整備状況

生物学実験室(実習用設)

解剖実験:動物解剖用具セット90名分、実体顕微鏡45台、骨格標本、古人類の頭骨標本

細胞・組織学観察:生物顕微鏡90台、蛍光顕微鏡2台、微分干渉顕微鏡1台、ズーム型実体顕微鏡1台

細胞培養:クリーンベンチ2台、インキュベーター2台、培養倒立顕微鏡9台

分子生物学実験:冷却遠心機3台、オートクレーブ、電気泳動装置、サーマルサイクラー、小型卓上遠心機、ヒートブロック、恒温槽1台

生化学実験:電子天秤4台、分光光度計4台、純水製造装置

近年の生物学の多様な発展に見合った学生実験を十分に行うことのできる設備を整えている。

当研究室では、専門の異なる教官が各自の興味に基づいて、独自の研究を展開している。

(1)‐ 精子の形態形成の分子機構の研究(野口立彦)
精子形成の分子基盤を解明するため、ショウジョウバエの遺伝学と独自の精細胞初代培養系を組み合わせて、雄不妊の原因遺伝子の分子細胞生物学的研究を進めている。

(2)-動物行動の適応的機能と進化基盤の研究(関澤麻伊沙)
野生霊長類を対象に、社会行動の適応的機能および進化的基盤を検証するため、行動生態学、内分泌生態学、分子遺伝学的手法を統合して、個体間相互作用の因果構造を解明する研究を進めている。

(3)-資源植物に関する研究(朝比奈はるか)
アジアの照葉樹林帯における森林生態と資源利用の関係について研究している。

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