防衛医科大学校医学科学生第44期・看護学科第6期学生卒業式典が執り行われました
3月4日(土)、防衛医科大学校医学科第44期学生・看護学科第6期学生卒業式典が本校体育館兼講堂で挙行され、医学科71名、看護学科自衛官候補看護学生68名、技官候補看護学生42名、計181名の学生が卒業しました。
令和元年度から3年度の卒業式は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しての開催であったため、ご家族が会場に集まっての開催は、平成30年度以来4年ぶりです。
式典には、浜田防衛大臣、国会議員の柴山昌彦議員、鈴木義弘議員、熊谷裕人議員、吉田陸上幕僚長、酒井海上幕僚長、井筒航空幕僚長、大学改革支援・学位授与機構長、日本看護協会副会長、所沢副市長のほかご来賓、ご家族など約600名が出席しました。
四ノ宮学校長は、「防衛医科大学校の卒業生であるという誇りを持ち、母校を愛してその発展を願い、そして、自身の夢を実現させてください。思いやりの心と探求心をもって成長し続ける人であってほしいと願っております。」と式辞で述べられました。
浜田防衛大臣は、昨年12月に新たに策定された「国家防衛戦略」に触れられ、「自衛隊衛生は有事において隊員の生命・身体を救う組織に変革する」等自衛隊衛生の重要性について訓示されました。また、「 最後の砦として国民からの期待と信頼に応えていかなければなりません。」と卒業生を鼓舞されました。
任命・宣誓式では、吉田陸上幕僚長、酒井海上幕僚長、井筒航空幕僚長からそれぞれ自衛官としての任命を受けた学生の代表が浜田防衛大臣に服務の宣誓を行い、医官・看護官として第一歩を踏み出しました。
人事発令伝達式では、技官候補看護学生が、四ノ宮学校長より人事発令を受けました。
最後には、卒業生による帽子投げも行われ、全員が走りながら、華々しく退場しました。
防衛医科大学校で学んだこの期間が卒業生たちの今後の人生にとって大きな糧となることを職員一同願っております。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。