高等看護学院第39期卒業式が執り行われました。
2016年3月8日
最後の卒業生第39期 有終の美
高等看護学院最後の卒業生となる第39期学生卒業式を3月8日(火)、体育館兼講堂で行った。
式典には、塚原衛生監をはじめ、統陸海空の衛生部門の幹部、ご来賓、在校生、卒業生のご家族など約350人出席し、学院長から67名一人一人に卒業証書を手渡した。
学院長は、「学院歌の結びに歌われている『強くまた誇りに満ちて』という言葉は、まさに皆さん自身の姿を表すもので、本日の卒業式の誓いを胸に、将来、患者さんからも医療スタッフからも信頼される、一流の看護師として、大きく社会に貢献する姿を信じている。」と式辞を述べた。
学校長は、「高等看護学院は41年の栄光の歴史に幕を閉じることになるが、有終の美を飾ってくれたことで安心しており、今後もその伝統は未来へと変容し、防衛医科大学校看護学科へと脈々と伝えられていく」と訓辞した。
卒業代表学生は答辞で、3年間を振り返り「夢や憧れだけでは乗り越えられない看護の世界。しかし、努力をした先には患者さんが待っているということを忘れず、確かな知識と技術を身に着け、人々に寄り添い、信頼される看護師になれるように日々精進します。」と決意を表明した。
高等看護学院は昭和50年に開設。第1期生から最後の第39期生まで2471人の卒業生が巣立った。