卒業後の進路
卒業後について
自衛官コース
保健師・看護師の国家免許を取得し、卒業後、直ちに幹部候補生(曹長)となって、約6週間、各自衛隊の幹部候補生学校において、幹部自衛官として必要な教育訓練を受けます。
幹部候補生学校卒業後は、保健師・看護師である幹部自衛官となり全国の自衛隊病院や衛生科部隊等で勤務します。配属後の自衛隊病院や衛生科部隊等では、新人看護職員研修が行われます。
技官コース
保健師・看護師の国家免許を取得し、卒業後、保健師・看護師である技官として防衛医科大学校病院に勤務します。同病院では、新人看護職員への教育が行われます。
卒業後の進路
自衛官コース
「全国そして世界に広がる活躍の舞台」
卒業後は、全国の自衛隊病院や部隊で勤務することとなります。しかし、保健師・看護師である幹部自衛官の活躍の舞台はさらに広く、災害時の被災者支援やPKO(国連平和維持活動)をはじめとする様々な国の平和維持活動への貢献など、そのフィールドは国内にとどまりません。
「自衛隊看護師として果たすべき任務」
大きく分けると、以下の4つが卒業後に自衛隊看護師として果たすべき任務となります。これらの任務に従事する上で必要な技能・知識等を身につけるのが、医学教育部看護学科の役割であり、使命と言えます。
自衛隊看護師として果たすべき任務
技官コース
保健師・看護師である技官として防衛医科大学校病院で勤務します。
卒業後の勤務先
自衛官コース
各自衛隊の幹部候補生学校卒業後は自衛隊病院、部隊等での勤務となり、看護師である幹部自衛官としての役割を担います。
「自衛隊病院」
自衛隊中央病院をはじめとする全国16か所の自衛隊病院は、全国の部隊がある場所にできた病院。そのため、患者さんの多くが自衛官やその家族です。また、病院のほとんどが外科や内科がある総合病院です。
「衛生部隊」
部隊では、医務室における医療の提供はもちろん、傷病者の治療・後送、各種健康診断の実施、隊員への衛生教育など衛生部門の一員として役割を担います。
技官コース
防衛医科大学校病院にて新人看護職員研修を受けて、高度で専門的な医療を担います。