手術部
業務内容と特色
中央診療部門として23の診療科の手術が行われています。年間手術件数は令和4年度4642件(緊急手術1180件を含む)でした。近年はCOVID-19陽性患者の手術にも対応しております。スタッフは医師2名(部長兼任)、看護師40名(非常勤看護師含む)、非常勤事務・労務補助職員5名で、手術部を支えています。
手術室は病院の2階にあり、全部で12室あります。心臓手術用の手術室が1室、人工関節の手術に使用されるバイオクリーンルームが1室、COVID-19感染患者にも手術を行える陰圧手術室が1室あります。手術室の真下の階には輸血部と病理検査部、材料部があります。手術中に必要になった輸血は専用のエレベータで届くようになっています。また、手術中の病理検査も迅速にできるよう工夫されています。各々の手術室には業務用のコンピューターが設置され、患者さんの検査結果の確認がリアルタイムに確認できるようになっています。また、手術室の看護師は手術前に患者さんを訪問し、面識を高め、よりよい看護を提供するように努めています。患者さんの取り違え防止対策も徹底しています。患者さんのネームバンドによる確認、バーコード認証のほか、担当看護師・麻酔科医師により生年月日・手術部位などを直接患者さんに確認しています。
手術室のスタッフは術者・麻酔科医・臨床工学技師や病棟の看護師などと連携して、安全で円滑な手術が行われるようにチーム一丸となって手術医療に取り組んでいます。