診療科・部門 Department

心臓・血管外科

  • 堤 浩二
    常勤医師堤 浩二
    • 職位常勤医師・准教授(平成27年7月着任)
    • 資格等
      • 日本外科学会外科専門医
      • 日本外科学会指導医
      • 心臓血管外科専門医
      • 心臓血管外科修練指導者
      • 日本胸部外科学会指導医
      • 胸部ステントグラフト実施医
      • 腹部ステントグラフト指導医
  • 石田 治
    常勤医師石田 治
    • 職位常勤医師・講師(平成28年7月着任)
    • 資格等
      • 日本外科学会外科専門医
      • 心臓血管外科専門医
      • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 山中 望
    臨床工学技士山中 望
    • 職位臨床工学技士・学内講師(平成19年12月着任)
    • 資格等
      • 臨床工学技士
      • 体外循環技術認定士
  • 非常勤医師木村 民蔵
  • 時岡 美里
    専門研修医 39期時岡 美里
  • 黒田 大朗
    専門研修医 39期黒田 大朗

当科では、虚血性心疾患、弁膜症、大動脈、末梢血管、不整脈の外科治療などを中心とした診療を行っております。また、循環器内科などの他科とも緊密に連携を取り、適切な医療を提供できるように心がけております。

  • 虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)
  • 弁膜症・不整脈手術
  • 胸部大動脈瘤、急性大動脈解離
  • 腹部大動脈瘤
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症など)

初診は他院紹介の方は地域医療連携室で予約を取得してください。それ以外の方は火曜、木曜の11:00までに来院していただいております。ただし、学会出張などで休診の場合もありますので、あらかじめ問い合わせ願います。

成人の心臓手術、血管手術は一般的なものは一通り対処が可能です。この領域で広く行われている標準的な手術を行うように心がけています。
胸部・腹部大動脈瘤については従来の人工血管置換術だけでなく低侵襲のステントグラフト留置を行っています。末梢動脈疾患ではバイパス手術からカテーテル治療まで病態に適した血行再建術を行っています。
外来から入院、手術、術後管理、退院後の経過観察まで一人一人の患者さんに細やかな配慮を行うようにしています。

心臓血管外科で実施した手術の内訳(同時手術による重複あり)

平成26年 27年 28年 29年 30年 令和元年 2年 3年 4年 5年
心臓血管手術総数 144 165 136 160 116 112 105 115 102 110
*心臓手術 32 36 64 96 66 66 61 73 59 58
冠動脈バイパス 16 16 16 31 15 36 32 35 17 19
(心拍動下) (8) (2) (6) (12) (3) (12) (9) (8) (1) (5)
弁膜症・不整脈手術 12 11 26 35 33 15 18 32 30 30
胸部大動脈瘤
および大動脈解離
12 19 32 27 36 30 21 17 31 25
(胸部ステント) (5) (8) (7) (3) (6) (11) (5) (5) (9) (6)
腹部大動脈瘤 34 33 26 32 18 22 20 20 12 13
(腹部ステント) (27) (31) (21) (24) (13) (5) (4) (4) (3) (8)
末梢血管 70 72 37 27 23 12 5 7 15 11
ペースメーカー 0 10 2 2 3 1 5 1 2 3
先天性心疾患 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1

*人工心肺を用いた大血管手術を含む

一般社団法人National Clinical Database (NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

平成30年7月 防衛医科大学校病院 心臓血管外科


当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

  1. NCDに登録する情報の内容
    2011年1月1日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は当科で厳重に管理し、NCDには提供しません。
  2. 登録する情報の管理・結果の公表
    登録する情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。
    当科及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」、「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
    データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
  3. 登録の拒否や登録情報の確認
    データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当科のスタッフにお伝えください。
    また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
  4. NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
    当科からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
    当科がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
    本事業への参加に関してご質問がある場合は、当科のスタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は一般社団法人 National Clinical Database (NCD) のホームページに掲載されていますので、そちらもご覧ください。

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