外来診療 Ambulatory care

患者・家族の皆さんへ

防衛医科大学校病院では患者さんの安全確保を最優先に医療に取り組んでおりますが、患者誤認など重大な事故に発展しかねない事例は皆無ではありません。患者・家族の皆様に参加していただくことで、さらなる医療安全の強化に努めたいと考えております。是非ご協力いただきますようお願いいたします。

1.医師から病状や治療などの説明を受ける時(説明と納得そして同意)

医師から説明を受ける場合は、できれば患者さんお一人ではなくご家族の方と一緒にお聞きください。医師の説明で不明なことや納得できないことがある時はお申し出ください。十分に理解・納得した上で治療や検査を受けていただきたいと思います。

2.情報の提供について

  • 普段から服用されているお薬や、食品・薬のアレルギーなどがあれば、必ず医師または看護師に教えてください。
  • 治療や検査などで疑問に感じることがありましたら、どんなことでも結構ですので必ず医師または看護師にお伝えください。

3.誤認・誤薬・輸血間違い防止について

  • 全ての入院患者さんにネームバンドをご着用いただきます。
  • 同姓同名による誤認防止のため診療や処置の際は患者さんのお名前をお聞きしますので「姓と名」「誕生日」をお答えください。
  • 点滴や注射の際は、ラベルの名前を医療スタッフと一緒に見て確認してください。
  • 採血の時は、検体容器の名前を医療スタッフが読み上げますので一緒に確認してください。
  • 輸血の際はスタッフ2名で確認しますが、血液型に相違ないか確認してください。
  • 書類やお薬などの受渡しの際は、お名前を職員と一緒に確認してください。お名前を確認することなしに診察や処置は行いません。

同意書の対象年齢18歳引き下げについて

令和4年4月1日より施行された改正民法にて、成年年齢が20歳から18歳へと変更されました。
これに伴い、当院は、法律と同様、18歳以上は保護者の同意を不要とすることに決定しました。
診療内容、患者さんの状態によっては、説明の際にご家族の同席やご家族の同意を必要とする場合があります。ご了承ください。

当院は、高度な先進医療技術を駆使し、患者さんの病気を治療する特定機能病院です。
また、当院は防衛医科大学校医学生や看護学生の教育の場ともなっております。そのため、これらの学生が日夜、医学の勉強や修練に励んでおり、教育の一環として、指導医師や指導看護師の監督下のもと、学生が臨床実習を行う場合もございますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
患者さんの安全を最優先に、個人情報の保護に対しても厳重に対応しておりますので、いつでも医師や看護師にご相談ください。

防衛医科大学校病院長

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