沿革・組織
防衛医科大学校病院は、「防衛医科大学校の編制等に関する内閣府令」(昭和48年総理府令第65号)の一部改正をもって昭和52年4月18日設置され、同年12月1日開院致しました。
開院当初は、第一内科、第二内科、外科、精神科、小児科、産科婦人科等12診療科及び検査部、手術部、看護部等9個の中央診療部をもって編成し、病床数200床を有する総合病院としてスタート致しました。
以来、今日まで、医学に関する臨床教育及び研究の場として、また同時に広く地域住民に開放された総合的な医療機関としての役割を果たしてきており、さらに刻々と進展変化する医学・診療技術に対応した教育・研究分野の拡大充実と、逐年増大する外来・入院患者に対する診療体制の整備に努め、平成9年2月には特定機能病院、平成19年8月には災害拠点病院、平成20年8月には埼玉DMAT指定病院、平成24年4月にはがん診療指定病院、平成31年3月には第一種感染症指定医療機関 としてそれぞれ承認を受け現在に至っており、16の診療科及び18の中央診療施設として置かれる部及び室並びに病床数800床を擁する特定機能病院として診療、臨床教育及び研究を行っております。
令和5年度における診療実績は、外来患者数は、 延べ 266,793人 (一日平均 1,112人)、入院患者数は延べ113,672人 ( 一日平均 312人) となっており 、 患者の約85.1% が埼玉県内居住者、その他が東京都を主体とする近傍各県居住者となっております。